地元和歌山にあるタンナーさん(大星産業)にお伺いしました

弊社と同じ和歌山県にある大星産業さんにお伺いさせていただきました。

こちらは和歌山の地で30年以上の歴史を持った本革のタンナーになります。

型押しやエナメル加工に特化しており、特にエナメルレザーに関しては全国で使われている大半をここで製造しております。

今回そんなエナメルレザーを仕入れさせていただき新しい製品に取り入れようと思い

一度足を運ばせていただいたのですが、繊細な手作業によって行われる製造過程に驚かされました。

加工と言われると機械での作業をイメージしがちですが大星産業さんは型押しや塗料の吹付けなど1つ1つ丁寧な手作業で行っておりました。

その後塗料を乾かす前に塗料の膜に張り付いたごみも人の手によって取り除き品質向上に努めています。

一見、本革には見えないほどの柄や加工がされているものもあり、その種類の多さにも圧倒されました。

私達は1つ1つの製品を全て手作業で作っているのですが

ただ仕入れた素材を自分たちで製品にするだけではどうしても製品のデザインや機能性、自分たちのこだわりポイントなどばかりに目が行ってしまいます。

ですが、仕入れ先に足を運び作っていただいている姿を見せていただく事で素材へ思いやバックボーンが製品に乗りうつる思いで製作に取り組めるような気がしました。